シノワローザ空間

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アイスバーグなどフロリバンダ

 

アイスバーグ

Iceberg。Schneewittchen。

 

1958年、照葉系のフロリバンダ代表格ですねー。

作出はドイツ。

アイスバーグという名前の響きはいいですね。意味は氷山。

個人的には氷山というような、大きく硬いものを体現しているバラではないと思うんですけど、もうひとつの名前のシュネービッチェンは白雪姫。

バラ・アイスバーグ

こちらの方が本当はこのバラのイメージですけど、一般的にはアイスバーグの方で知られています。

由来はこの花色からですね~。

 

照葉の深緑が純白をひきたてます。

これ以上の純白はないレベルの純純、純白です。

といってもアイスバーグには色変わりやつる種などもあるんですけど、うちのは普通の木立のアイスバーグ

バラ・アイスバーグバラ、アイスバーグ

白バラにも色の幅はありますよね。

アイボリーがかった白とか、若干淡いピンクの入っているような、とか。

でもアイスバーグは澄みきった純の白。

一切の混じりっけはなしです。

透明感のある花びらは光を透過してしまいます。

 

私は名前の美しさでもバラを選んでいますけど、たとえ香りはなくてもその他の条件で、自分が好き~と感じたバラを育てています。

 

バラ園ではないので、あれもこれも植えられませんし、世話もそこまで、ひとりではできませんよね~。

ですので選抜がヒジョーに難しいです(^_^;)

 

このアイスバーグ、香りはないんです。

でも、たおやかな枝姿や、美しすぎる花は、たとえ香りがなくても育てる価値はあると感じます。

バラ、アイスバーグ

鉢植えばかりのバラの中で、アイスバーグは特別待遇の地植えです。

最初から地面に植えてしまったんですけど、ベランダ下の半日陰の場所。

性質が半日陰でも大丈夫といわれていますし、本人ここで気に入っているようで、いつも丈夫、手のかからないバラですね~(笑)

 

地植えなので樹高は、1m50cmくらいになりまして、まとまりはいいですが、しだれた枝は各方向に向いて風になびいています。

 

アイスバーグの風情は、カンカン照りの日差しの下より、木漏れ日の下で咲く、そんな感じの方が私個人は似合っているように思えるんですよね~。

 

でもご近所を見ていると日当たりのいい場所では、あふれるように花を咲かせていて、フロリバンダなので房咲きに、そこには純白が固まっているように日差しに輝いています。

う~ん、氷山の由来はもしかしたらこっちの様子からかもですねー?

 

四季咲きですので、繰り返しよく咲きます。

日当たりや面積の条件で、あふれるように咲くというわけにはいかないですが、それでもよく咲いてくれます(*^^*)

そして、可憐です。

バラ、アイスバーグアイスバーグ

 

ボレロ

bolero。

 

2004年、フランス作出のバラですね~。

樹高は1.5mいくかいかないかの木立ち性で、よく繁り、鋭いトゲの持ち主です。

うちでは鉢植えですので、1m手前くらい、収まりのいい大きさになります。

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整った中輪から大輪カップロゼット咲き、頭が重いので咲くと少しだけ、うつむき加減になる花も。

 

性質も素直で丈夫、花もちもよく、もちろん四季咲き。

香りもかなり強く、なんかフルーツ系の香りがします(*^^*)

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朝日を浴びて輝くボレロ

まっ眩しい!(笑)
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こんなふうに、よいことだらけのバラですので、間違いなくこの先も残っていくはずの銘花中の銘花だと思いますし、育てて絶対、間違いのない品種でもあるかと。

手のかからない素直なバラですし、初心者の方でも育てられると思います。

ひと粒で数倍おいしい、かなりお得感のあるバラですよ~(^-^)

 

とにかく花の多さときたら、上のアイスバーグといい勝負です。

フロリバンダの特性で房になって咲きますから、花が多いのは当たり前なんですけど、アイスバーグより花弁数が圧倒的に多く、ギッシリですので、大きなぼんぼりがたくさんくっついてる感じ。。。

 

その代わり、ホントにトゲはすごく鋭いので、手袋は必ず。

ボレロ素手では触れません、ケガをします(-_-)

これは欠点…でしょうか?

そんなことはないですね、バラにトゲがあるのは普通のことなので。

 

その欠点を強いてあげるなら、長所の花の多さが反面、ちょっと花をつけすぎでしょうか(笑)

なんでも表裏一体です、株が消耗しちゃうんじゃないかなぁ~といつも思います(^_^;)

 

ボレロは白バラですが、アイスバーグのような透明感のある純白ではなく、アイボリーホワイトですね。

色味も花形も、親のイングリッシュローズ、シャリファアスマの血を色濃く受け継いでいるようです。

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上のアイスバーグの画像と比べて、いかがですか?

同じ白バラでも、だいぶ違いがあることがおわかりになると思います。


ものすごく詳細にボレロの色をお話をいたしますと、気温により、花の中心はほんのりと淡いピンクがかる時も。

この淡いピンクは柔らかなアプリコットベージュへと移って消えていきます(ならない花もあります。気候次第ですね~)。

咲き終わりは花全体がソフトなアイボリーホワイトです。

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なんとなく、うっすらピンクがかるボレロ。。。

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ボレロの名前はフランス人の作曲家ラヴェルの名曲『ボレロ』からではないかなと想像します。

有名な曲なので、みなさまも知っていらっしゃる方は多いと思うんですけど、ほんの小さな音のリズムからメロディは同じく繰り返され、次第に他の楽器の音と組みあわさり大きなうねりになっていって、クライマックスを迎えて終わりますよね。

生のオーケストラで聴きますと、身震いするほどの感動があります。

 

この延々と続く音の重なりが、もしかしたら延々と咲く四季咲きとその花の数にたとえられたのかもしれません。

 

と、ここまでお話をしてきて。

今年の1番花の花びらは最初の頃、周りが茶色く傷んでいました。

開き方もなんだかギクシャクとして、いつもの美しさではなかったんです。

花びらの傷みは、嵐が続いたせいではと思っていますが、その後、咲いたボレロはいつも通りの、しっかりとした花です(*^^*)

 

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