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作家・青山美智子さんほっこり系おすすめ小説

作家・青山美智子さんの作品のご紹介をさせていただきますね~。

青山さん、経歴は1970年生まれ、愛知県のご出身です。

2年間のオーストラリア滞在時、シドニーの日系新聞社で記者として働いていらっしゃいました。

その後、国内出版社の雑誌編集者をされ、執筆活動に入られ(もともと『書かれる』方だったんですね~)、第28回パレットノベル大賞佳作を受賞。

 

氷室冴子さんの『シンデレラ迷宮』がキッカケで作家を目指されたそうなのですが、私も読みました、氷室冴子さんの小説は。

夢中になって読み漁りましたから、お気持ちわかります。

当時はライトノベルが流行っていたのでそのあたり(笑)

 

今までに5作品を発表されておりまして『木曜日にはココアを』『ただいま神様当番』『猫のお告げは樹の下で』『鎌倉うずまき案内所』『お探し物は図書室まで』、他にドラマノベライズなどを書かれています。

青山美智子さんの本の画像

どの作品も優劣つけがたいですね~(*^^*)

全体的にほっこりしたムードの漂うお話で、読むと思わずにっこり、あったかい気持ちになる感じの作風です。

重い題材を扱っていらっしゃらないので、読みやすく、軽めでサクッと読める、甘いサブレのような食感のお話。

青山さんはキーになるアイテムをお話や登場人物たちに合わせて、うまく展開していくのが巧みです。

それと同時に必ず軸になるキャラクターを立てて、登場人物たちの事情や背景をうまく絡ませていくセンスのよさ。

個性的な宮司さんや、神様、双子のキャラクターなど、可愛くて味があります。

不思議な感じなんですけど、読んでいるとそれが不思議とは思えなくなってくる… 自分の日常にあわせてしっくりくるんですよね。

各短編の登場人物は上手に、相互に関係をもたされていますので、あ、この人って前の前のお話に出てた人だ、あーこういうことを、へえ~というような流れがあると、読んでいるとわかってきます。

 

『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』を書かれている古内一絵さんとは同じ世代の女性作家さんということで、ジャンルは同じになるかもですが、古内さんのお話よりも青山さんの方が、紅茶を片手にちょっと空いた時間に読んでみようという、気軽な気持ちで入っていけるかと。

 

『お探しものは図書室まで』は2020年、いちばん新しい作品ですが、存在感ハンパない空気感をもつ独特な女性司書さんが要になって進んでいくお話です。

 

もしかしたら、この司書さんは青山さんの今まででのキャラクターでいちばん個性の強い、濃いキャラクターかなぁ、と私は思いますが、この方にもなにか背景が… ありそうな感じです。

 

気持ちがほっこりするという点では青山ワールド健在ですが、読み終わった後、もしかしたら続編ある? シリーズ化するかも? というなんとなくの予感もなくは、なく(笑)

どうなんでしょうか。

 

シリーズ化します、とはおっしゃってはいらっしゃらないので、確かなことはわかりませんが、これ1冊でこの司書さんを完結させてしまうのも、もったいない気がします。

まあそれをいったら神様当番の神様や、軸になっている登場人物全員そうなのですが(笑)

 

生きてると、誰でも気持ちが暗くなってしまったり、追い詰められて、しんどくなることってたくさんありますよね。
なにかに救われたいという気持ちになったなら、もしかしたらこの作品たちは良いお薬になってくれるかもしれません。

 

本当はあらすじや、もう少し掘り下げたところまでお話したいのはやまやまなんですけど、あまり詳しいことを書いてしまうとネタバレになってしまうので、これくらいのご紹介にとどめさせていただきますね(笑)

 

青山さんの単行本は、表紙の装丁デザインも凝っていて、あら? という工夫がされておりますので、ご興味を持たれた方はぜひ、お手に取ってご覧くださいませ♪

 

また、青山さんのご紹介につきましては以前、古内一絵さんのページに一緒にさせていただいていたのですが、それぞれの作家さんに特化したかったので今回、分けさせていただきました。

 

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