シノワローザ空間

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極道のシュークリームたち

シュークリームほど、好みが分かれる洋菓子はないのではないかという気がします。

シュークリーム

なぜ急にシュークリーム? と思われます?(笑)

最近、食べ比べをしております(*^^*)

 

 

まずひとことでシュークリーム

シュークリームは中が空洞の皮にクリームが入っていますが、

  • 中身がカスタードクリームのもの
  • 生クリームのもの
  • 生クリームとカスタードクリームが入っているもの(ダブルクリーム)
  • その他キャラメルクリームやメープルクリーム、チョコレートクリームなどの組み合わせバリエーションもの

が使われていますよね。

 

シュークリームそのものの種類は、

  • チョコレートがコーティングされているもの(エクレア)
  • クッキー生地が重ねられてるもの(クッキーシュークリーム)

があります。

 

さらに仕上げも、

  • 半分カットのサンド型
  • クリームを外から注入したもの

に分かれます。

 

ここまででも、たくさんすぎるバリエーションがありますけど、今私が比べているのは、皮のかたさです。

 

今のケーキのクオリティ

最近の洋菓子店のショートケーキは、ひとつ500円近くのお値段が一般的で、そのお値段に見合う芸術性、もちろん味の質、そのお店のオリジナリティまで追及されて約500円也。

 

味覚はさまざまですので、もしも私が、なぜあの店が生き残っていられるのか? と思っても、そこには必ず一定数のお客さまがいらっしゃるということですよね。

 

とある昭和からの有名洋菓子店(老舗)のクッキーが、私にとっては懐かしい味でもあるんですけど、正直おいしくない…(^_^;)

今の時代、クッキーは他にもいろいろあるんだし、より好んでこれを食べる必要はないよね、と思ってしまう、かたくて大味な感じ。。。

でも頑張って生き残っているんです、そのお店は。

昔から味を変えていませんし、パッケージデザインなどもほぼ変えていません。

それをお店のこだわりととるか、時代とともに進歩をしていないととるかは、個人の考え方によりますね~。

昭和の味を覚えている、上の世代層の確実なニーズがあるのかなぁと思います。

 

焼き菓子の中でもクッキーは日持ちしますが、ケーキはその時のフレッシュさが命ですよね。

厳しい競争です(^_^;)

 

売られているシュークリーム

シュークリームは、スーパーとコンビニには必ず何かしらの種類を置いてありますので、お手軽なスイーツです。

洋菓子専門店(ケーキ屋さん)には、置いてあるお店とないお店がありますね。

 

シュークリームはスポンジ生地を使っていないので、なんか地味でパンチがない、という印象があるかも。

彩りよくフルーツなどをクリームとあわせて美しく装っても、やっぱり隣りや上下に並ぶ、他のショートケーキより、見劣りがちでパッとした華やかさに欠けます。

 

でも、自己主張をせず、もくもくの雲みたいな夢のある形ですし個性はあります。

他のショートケーキなんて、重ねてるか、ムースかプリンじゃん、とシュークリームは思っているかも?(笑)

 

しかも、スポンジ生地のショートケーキよりもカロリーもいくぶん少なめになりますから、どうでしょうね~、そこらへん天秤にかけ、どちらを食べるか?

迷いますね~(笑)

食欲に素直に従うのなら、両方食べるのがベストですが。

 

皮のかたさ

私が食べ比べてしているシュークリームの皮。

みなさまもよくご存じのように、そこには『かたさ』の違いがあるんです。

かたいといっても、柔らかいかサクサクか、という意味のかたさですが。

これが実は大事なんですね、シュークリームには。

 

皮は、

  • ふにゃんと潰れかけているようなとても柔らかいもの
  • ある程度の形を保持しながらも、触ったり食べたりすると柔らかいもの
  • サクッといけて形が崩れない、かためのもの

 

これは、ソフトクリームのコーンにも共通していることで、サクッと軽めのものと、食べ応えのあるワッフルのものと。

それと似ています。

 

シュークリームのこの皮のかたさの好みアンケートをとると、私の周りでは、柔らかい派が7割、かため派は3割でした。

 

私はどちらも好きなんですけど、どちらかを選べといわれたら、かたい皮の方を選びます。

理由は、やっぱりあのサクッとした食感と、中身のとろっとしたクリームのハーモニーがなんともいえないから、でしょうか。

でも柔らかくて、でろ~んも魅力ですけど(笑)

 

ところが、少なくとも私の周りで売っているシュークリームのほぼ全部が、柔らかめの皮のものです。

シュークリーム専門店以外、どのお店で買ったものでも柔らか。

 

中身のクリームはタブルクリームであったり、カスタードであったり、いろいろですけど、皮は柔らかい。

なんでー?

 

シュークリームナメたらいかんぜよ

お菓子作りは好きなので、自分でもシュークリームを作ります。

やり出すと何度も作るんですけど、薄力粉と強力粉の違いでも、焼きあがりのかたさが違ってきます。

 

使う油脂がオリーブオイル、マーガリン、バターか? あたりでも食感や風味が変わります。

 

シュークリームの皮は超シンプルなだけに、材料の違い、わずかな配合量の違い、焼成の時間、そのような組み合わせで味と食感に違いが出てしまうという、実にごまかしの効かない恐ろしいものです。

 

しかもちゃんと膨らませて焼くには、生地にコツが必要になってきますので、スポンジ生地を焼くより難しいです。

慣れてしまえば、ああ、こういうことね、ってわかるんですが(^_^;)

 

さらに恐怖をあおるのは、焼きあがった後です。

 

焼きあがりはまだ熱いので、とりあえず冷まします。

冷めたら半分にカットなり、注入なりでクリームを入れて、完全体のできあがり。

さぁ、召しあがれ!

 

召しあがれ~。

召しあがってくださいな。。。

… …。

 

召しあがれってば、早く!!

 

ココなんです、シュークリームの、恐ろしさは。

 

空気には湿度があり、中身のクリームにも水分がありますよね。

カラッと焼けたシュークリームの皮は、時間の経過とともに、どんどん湿気を吸いとっていくんです。

中身を詰めていなくても。

 

洋菓子店に確認したわけではないのでわかりませんが、かたさをキープする方法は何かあるのかもしれません。

でも家で作ったシュークリームは、時間の経過で柔らかくなっていってしまいます(;o;)

 

コロナになる前のことですが、友だちがカッタカタのシュークリームが食べたいというので作った時には、作る時間をとるのと、サクサクをなるべくキープするために、2段方式をとりました。

 

1日目。

シュークリームの皮を焼いて冷ましたら、大きめのタッパーにキッチンペーパー、シュークリームの皮、キッチンペーパー、シュークリームの皮、というように重ね、市販の乾燥剤を入れて、しっかりフタを閉めておく。

 

2日目。

カスタードクリームを作り、完全に冷ます。

昨日焼いておいたシュークリームの皮をもう一度オーブンで軽く火を通してパリッとさせ冷ます。

冷めたら、カスタードクリームを詰める。

乾燥剤を入れてパッキングしてから保冷剤をつけ、その後、友だちに渡す。

短時間であればあるほどよい…

 

どなたかに差しあげる場合、こうしないとなかなかサクッとしたシュークリームを食べることができません(^_^;)

季節は湿度もまだ低い春だったのでよかったんですけど、もしこれが夏だったら、ご家庭の手作りシュークリームはもう、でんでろりんのデロ~ンです。

本当にあった怖い系の話。

 

洋菓子店では専門の機械や環境が整っているので、手作りのようにはなりませんが、ご家庭ではサクサクのシュークリームは『来客・家族以外』はなかなか食べられないということですね~。

タイミングが大事で、できたてを食べる、ということになります。

専門店のものでも時間が経てば湿気を吸い込みますから、やっぱりなるべく早めに食べないとダメですね~(-_-)

シュークリーム。

おいしいからなめてもいいけど、ナメたらいかんぜよ。

 

★ 余談

シュークリームの皮が膨らまないで失敗しても、スープの身とかに使えますよね~。

フランスにはシューケットという、あえてシュークリームの皮のお菓子もあります。

シュークリームの皮ってやっぱりおいしいんですよね~(笑)

 

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