シノワローザ空間

お庭仕事や薔薇、植物、好きな事など

画家・笹倉鉄平さん

光の叙情画家とも呼ばれる画家さんです。
ご実家は織物業をされていたということですので、鉄平さんの好む色などは家業がルーツのようです。

そこに灯される灯りは、柔らかくて優しく暖かで、温もりを感じさせてくれる光です。

ファンの方からは、すごく癒されるという評価が多いそうですが、鉄平さん自身、心安らぐという言葉を大切にされているようです。

何度となく絵を眺めていると、その世界からはいろいろな情景が浮かんできます。
描かれている人々の動きから、動物たちの表情から、水や緑、花たちの繊細な美しさ、色あいなどすべてのものから目の前に物語が展開してくるような… まるで音楽を聴いているように感じます。
鉄平さんのもつ世界からその想像力があふれでて、私たちに伝えてくれます。

夕暮れ時や雪の降る中…まだ夜の明けきらないほの暗い早朝… そんな中で灯りがともされる窓や、街の様子も素敵です。

海や湖など、水辺の風景が多いのも鉄平さんの特徴かと思いますが、その水面の色や、さざ波の表情がみずみずしさとくつろぎを感じさせてくれて、とことん癒される情景だなぁと感じます。

お部屋の中にも、やっぱり灯りは灯されていて、心落ち着く、安らげるひと部屋になってます。


・『ピアノのある部屋』
笹倉鉄平さんの絵『ピアノのある部屋』

唯一私が持っている版画です(*^^*)
このピアノからは本当にメロディが聴こえてきそうで♪


この作品は、2016年イギリス、カンブリア州ペンリス郊外で描かれたもので、本当は窓の外に森はなく、でももしもこうだったらどんなにいいだろうという想いで描かれたそうです(私もそう思います)。

英名のタイトルが『A Room with Shades of Green』ですから、その通りかと。
グランドピアノに文字が書かれていますが、個展に行った時、これはドイツ語でしあわせ意味する言葉だそうですよ(^-^)とお聞きしました。
このぺリンスのいう町をググってみると市場の町と出てきました。
見てみればやはりそこはイギリス、緑と水の豊かな、落ち着いた趣のある場所に思えます。


個展だけでなくて、もちろん画集もいいんですよ~(笑)
夜、寝る前にぼーっとページをめくっていると、無心というか、解放されるような広々とした気持ちになれるので。
でも一冊が大きく重いので、私は鉄平さんのポストカードを100均のポストカード用ファイルに入れて、ミニ画集にしています。
これなら、寝ながらでも見られるし、ホテルに泊まるなんて時にも(今はコロナでそんな機会はなくなりましたが…)持っていかれるので、小さな一冊が大きな癒しに。


こんな素晴らしい絵を描ける笹倉鉄平さんて実際にはどんな方なんだろうと、ずっと素朴な疑問を抱いてたので、ある日サイン会に行ってみました。

サインをしていただく絵を抱えながら列に並んで遠目に ''あー…この方があの絵を描かれてるんだ…''

じわじわきました(笑)

静かだけどにこやかな、優しい雰囲気の方で… ご自身も言葉はあまり得手ではないとおっしゃられていますが、神奈川県にある私設美術館の館長さんが「あんまり喋らない男なんですよ」と話されていたので(館長さんはお話好きな方です)、そんなに寡黙なのかなーと思ってました。

でも私の印象は、そこまで寡黙という感じでもなかったかな?

でも、もしかしたらファンサービスで頑張ってくださっていたのかもしれません。
絵の裏にサインをいただいて、握手をしていただきました。

大きく温かな手に包まれた時、やっぱりあの絵の人だ。。。って思いましたねー。

そりゃ描いてる本人なんだから当たり前でしょ、とはいわないでくださいね、ファン心理です(笑)
この後は、ホクホク顔で帰宅いたしました。


絵の好みというのも感覚的なものなので、人により好きな系統は違うと思いますが、私はもともと印象派の絵とかが好きだったので、笹倉鉄平さんの描く絵の雰囲気はまったくツボだったんですね。

いつまでも元気で、素敵な作品を描いていっていただきたいな~と、1ファンとしては思います。


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