真冬に、死して屍ようになることのある観葉植物たち(^_^;)
すべての観葉植物ではありませんけど、初夏から真夏にかけては外の日陰に出してあげると、屍ようになっていたり育ちが悪かったりするものもワンシーズンで、あーらよ!っと甦る不死鳥の如く、綺麗になることもよくあります。
ずっとお部屋に置いておくには、よほど恵まれた環境でない限りは✕で、植物であり生き物ですので、だんだんと不調になってくるわけですねー。
日当たりではなく日陰なら、いきなり外に出しても大丈夫です(^_^)
うちは部屋に植物育成用LEDを電飾トラックのように、これでもかとつけておりますが(タコの足みたいなやつも増やしました)、それでもやっぱり天然の気候と日照にはかなわないんですよね~(;_;)
フィロデンドロンシルバーメタル
何年も部屋に置いていたフィロデンドロンシルバーメタルはすっかり徒長して、ぐでんぐでんの酔っぱらいのように伸びまくっておりましたが、春に根元から3cmくらいのところでバッサリいきました。
そして見た目には、ありゃ死んどる…状態のものを夏前から外に出して、今では葉っぱの色もちゃんとシルバーメタルでほどほど復活しました。
性質は強いので、悪条件でも枯れませんでした。
アボカド
種からのアボカドも外にいたら、なんだか感じのいい観葉植物っぽく(笑)
アボカドってピンチしても脇芽が増えないんですね…(T_T) 知りませんでした。
テキトーに、味のある形になりました。
ベンジャミンバロック
ベンジャミンバロックも大きくしたかったので外に出しましたところ、少しだけ大きくなりました(笑)
お店にある、天井まで届くようなベンジャミンバロックはいったい何年ものなのか?
私はあまり鉢を大きくしないので、天井まではムリですね~(家が狭いから)。
案の定、外に出した時と家の中に入れた時のタイミングで、しばらく葉を黄色くして落としていましたが、ここのところで落ち着いたようです。
ウンベラータ
ウンベラータは、春先に葉が黄ばみ、次々と落ちていきました。
冬の間は青々していたので、なんで? と思いましたが、急激に気温が下がった後からでしたのでそのショックか、うちの環境へ適応するため、あえて古い葉を落葉させたか、そこらへんの理由なのではと考えております。
なので春に植え替えをして、上から半分くらいで切りました。
ウンベラータは性質が強いので暑くなれば絶対に復活しますし、脇芽を出したかったんですよね。
この酷暑の日陰でさえ、ぐんぐん芽生え、伸び、葉を大きくさせ、こんな感じに(^_^;)
大きすぎる。。。
挿し木で増やした方も、やはり冬で葉を落としたので(落とさなかった年もあるんですよね~何が違うのか?)、外に出しておりましたら、完全頭でっかちで、小さいのに葉っぱは直径30cmくらいあります… 写真には収まりきれません。
なんという真夏の威力よ( ゚□゚;)
冬から初春の落葉は、植物のサイクルからいえば、新葉を展開するための落葉と考えた方がいいのかもですが。。。
斑入りモンステラ
同じく性質の強さでは負けていない斑入りのモンステラも、私が暑さで青息吐息なのに、めきめきと葉を出して酷暑を謳歌しておりました。
私の前世は間違いなく、絶対に、観葉植物ではなかったはずです。。。
冬は確実に日照不足になるはずですが、とりあえずここらへんまで育てておけば、どうにかなると思います。
ひと夏は外で丈夫にして、冬は家の中でどうにか頑張ってもらい、また夏は外。
これをやりますと、だいぶ命ながらえ頑張ってくれるようですし、けして恵まれた環境じゃなくても、観葉植物、どうにかなっています(笑)
エバーフレッシュ
そしてうちではいちばん恵まれているであろう南側の窓際にいるエバーフレッシュ。
もちろん夏の間も成長を続けていました。
写真が逆光なので影になってしまっていますが、葉っぱの展開数、ハンパないですよね(^_^;)
色はオールグリーンというわけにはいきませんが、花も次々とつけていたのでオールグリーンじゃなくても調子はよかったようなんですよね。
間違いなく気に入った環境です。
でも、夏から秋へ、気温が変動してくるなり、葉の先が茶色くなりパラパラきました。
水不足だけは気をつけて、どうにか機嫌を損ねず今のところはクリアしているんですけど、この気温の変動はエバーフレッシュには絶対的な影響を与えますね(-_-)
こればっかりは私にもどうすることもできないので、落とすものは落とせと思っていますが、どんどん自分でふるい落としています(笑)
本当に環境に敏感な観葉くんだと思いますね~(^_^;)
葉が捻れる現象は今は出ていないので、捻れるのはもしかしたら気温変動ではなく、水の方の影響? なのかもしれません。
捻れても調子が悪くなければ、次から展開した葉っぱは普通の形に戻ります。
捻れた葉っぱはいずれふるい落としのようですが(笑)
観葉植物は、環境の変化の少ないところなら、日照はたとえ不足気味でも、慣れてしまえば葉傷みもなく、綺麗に保てます。
人間も環境が目まぐるしく変わるとストレスで不調になったりしますが、それと同じですね。
植物と人間のDNAには共通のものもあるといいますから、私はやっぱり、植物と人間とのコミュニケーションはできる、と信じております。
2022.02.20 『エバーフレッシュ追記』
上でもお話しておりますが、真冬の今、エバーフレッシュの落葉パラパラが再び起きております。
外でも仲でも植物たちが動き始めている時期なので、季節の変わり目ですよね。
エバーフレッシュは冬に入ってからも、小さなツボミをつけていましたがほとんど大きくならずそのままでした。
一度、葉っぱが開かなくなり、あわれなほどショボくれていましたので、ひとりでいるのがよくないのかなとも思い、隣りに生命力の強いモンステラを置いたところ、たまたまかもですが復活しました。
落葉も収まっていましたし、ずっとそのままできて、日差しの強さでわかるのか? 最近新しい葉っぱをどんどん展開してきたんです。
それと同時にもう葉っぱがひどい落葉に(^_^;)
これ、床にも散らばっていて、掃除をしてもしてもおいつかないのでもうある程度溜まるまでそのままにしております。
でも、ツボミも大きくなってきていますので、今回は生理的な落葉かもしれません。
としますと、気温差、生理的落葉、これは確実にあるということになり、あとは水の調整での落葉(これがいちばん難しいのでは?)、ねじれや落葉に関してはこの3つのいずれかが原因ということになりますよね。
エバーフレッシュはマンション向きの観葉植物かなぁとも最近では思いますね~。
うちのような古い一戸建て、気温変動の大きい環境では状態を保っていくのは、なかなか難しいです。
● トップへもどる