シノワローザ空間

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ダフネなどロサオリエンティス

 

ダフネ

Daphne。

 

バラの家といえば、木村卓功さん育種の『ロサオリエンティス』。

ロサオリエンティスは日本の高湿度・高温にも耐えられる、選抜された日本作出のバラですね。

 

その中で、ダフネは2014年作出のシュラブです。

ギリシャ神話の精霊ダフネの名前を冠したバラ。

ゆるく波打つ花びら(波状弁咲)とシェルピンクが美しさを倍増させています。

 

見た目のイメージで、なんとなくこれは女神さまではなくて精霊なんだなぁと妙に納得がいきます。

花が清楚なんですね~。

でも、ガタイはけっこういいかな(^_^;)

しっかりしています。

私個人はですけど、ダフネは完全に開花した時よりも、開きかけの時がいちばん美しいように思えます。

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この印象は、セントアンズと少し似ていますが、セントアンズの方が花びらも薄く、より繊細です。

でも両者とも、巻いているつぼみがほどけかかる、その波打つ様子が最高に綺麗なんですよね~(*^^*)

 

どうでしょう、女神? それとも精霊?(笑)

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そしてこのダフネ、花もちが恐ろしくいいんですよね~。

いつまでたっても枯れない… というか、散らないです。

そのまま茶色くフェードアウトしていくので、その茶ばんだ様子で花が終わったと判断してカットしています。

正直、終わりかけのダフネはバラとしては、ちょっと見苦しい感じです。

なかなか散らない分、劣化した花がいつまでも残り、見た目が悪くなってしまいます。

 

ただ、その様子を見ているうちに、生き物としての始まりと終わりを見せられているような気がして、それは『汚い』終わり方ではなく、精一杯頑張った、ひとつの花の命の終わりなのだと気がつきました。

 

さらにフロリバンダは、1粒で数度おいしいですけど、ダフネは真ん中の花、窮屈で潰れます(笑)

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うまくいくとバランスもよくて、もれなく全部咲くんですけど、ギュウギュウの饅頭とか草餅の真ん中ありますよね?

あれみたいになります(笑)

気がつくと心の中で“あ、饅頭”ってつぶやいていて、なんだかビミョーな気持ちに。

 

香りはほとんどないようですが… いえいえ、あるのかもしれませんが、例に漏れず、うちの庭では他の香りに紛れてしまっているかもしれないです。

強香でないのは確実だと思いますが。
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花の色が変わることもある、というのを見たくて待っています。

ラデュレのような退色なんだと思いますが、条件が揃えば色変わりをするはず。。。

でも今のところ、うちでは変化したことはなく、見られておりません。

毎年ひとつも色は変わりません(笑)

 

今年は最初の頃に、バラゾウのヤツらのせいで、本来つぼみがつくはずの芽を3つもやられました。

もちろん、そこからまた新芽は伸びましたが、花期は遅れ、1番花は半分の量に(-_-#)

 

そして今の時期、今度はスリップスが。

別名アザミウマですけど、ダフネだけでなく、白やピンク系のバラに、黒くて細かい虫がたくさんチョロチョロしています。

色が淡いだけに目立つんですよね、その存在が。

 

このスリップスがエキスを吸ったり、ウィルスを媒介するせいで、花は終わりでもないのに茶色くなったり、つぼみごとダメになったり、なかなかキレイに咲かないようになります。

黄色や水色とかのシートも使ったことがありますが、効果はイマイチでした。

マリーゴールドバーベナでトラップを…  でも、そもそも、もう植える場所ないんですよ~(笑)

 

天敵はカメムシあたりですが今、カメムシ見当たらないですし、カメムシ自体が害虫っていわれていますから、もうなんなんだってことに(笑)

気温と湿度が高くなってきて、さらに雨も追い打ちをかけていますね~。

この時季を好んで出現してきます、スリップスが密です。

 

…とかなんだかんだいっていますが、実は私はあんまり気にしていないんですよね~。

スリップスも、バラにだけつくというわけでもないですし、薬剤を使わないということからして、バラの美しさだけを保つというのは不可能なので、それだけではなく、株の健康を守ることを優先させています。

 

それに四季咲き性のバラなら、時々は咲いてくれますので、ん~~まぁいいかなぁ~と(^_^;)

だからダフネが咲く前から茶色くなっちゃっても、もうしょうがないと思って。

来年は剪定を緩くして、もっと大きくさせようかなぁ。

 

フリュイ

Fruit。

 

2015年の作出ですが、ちょっと個性的なバラですね~。

見た目が独特です(笑)

頭でっかちのぼんぼり、ボーリングも多い(つぼみのまま開かない現象です)、もしかしたらボーリングが花なの? と疑ってしまうような。

でも、名前のフリュイはフランス語でフルーツを意味します。

確かにつぼみが大きくなってくると、私はいつも“ザクロ?”って思うんですよね。。。

ザクロが割れてきたら、香りはフルーツ香? 甘い香りが素敵なんです。

かなりよい香り、強香かと思います。

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赤くてコロンとした丸いつぼみもかわいいですし、開く楽しみを増幅させてくれて、覆輪が美しいです。

いかにも、果物の実にふさわしい風貌。

ボーリングはするんですけど、タイミングよく開くと、バラに見えます。

小柄ですので場所もとりませんし、鉢植えに向いています。

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【2021春のフリュイ】

今年は春の嵐の連続で、つぼみがたくさんついていた枝がバキッと折れてしまったという。。。(-_-#)

折れたらもう1番花の取り返しはつきませんので、あきらめるより仕方ないです(;_;)

ですので、フリュイの1番花は1/2になり、2番花はボーリング、ゾウムシ。。。

今回の画像は綺麗に開いたフリュイですが、低温だったせいか、覆輪がほんのり程度。

でもこれはこれでまたキレイなんですけどね~(笑)

 

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